書斎とは書斎は本を読んだり、書き物をしたり、研究したりたりするための専用のスペースのことである。最近では、書斎を趣味の部屋として活用する場合もあるようで、いわゆる工房化やアトリエ化している書斎もあるようだ。
英語では、書斎のことを「スタディ(study)」、フランス語では「エチュード」とされ、いずれもラテン語の「ストゥデーレ(集中する・学習する)」が語源である。そのようなわけで、このサイトのドメインは、「幸せな書斎生活」をおくりたいという願いに由来して取得したものである。
さて、日本語の「書斎」の「斎」の字は、物忌みや勉強のために一つの場所に「こもる」ことをいう。隔絶した空間で一心不乱に取り組む様子を連想させる。
「書斎」の類語には様々なものがある。山房、書屋、書閣、書窓、書堂、書房、文房などである。 山房は、書斎の風雅な名前、書屋は、書物を入れておく部屋の意味合いが強い書斎。書閣は、書屋より規模が大きい書物を入れておく建物といった書斎。書窓は、字のごとく書斎の窓のことだが、書斎そのものの意味のときもある。書堂は、書物を読む目的の部屋であり、書房は、本屋の意味で使われることもあるが、やはり書斎の意味もある。文房具といえば、一般には鉛筆やペン、はさみのりなどを指すが、文房は、読書、執筆、研究などをする部屋、つまり書斎を意味する。