佐藤優氏は、強面の剛の人だとばかり思っていた。しかしながら、キリスト教と大学で学んだ神学を拠り所として、行動する人であった。最近組織の中での自己有用感について考えさせるような出来事があり手に取った本であったが、自分の根っこをどこに持てばよいのか改めて自分と向き合ってみたい。私が学んだのは、佐藤氏が、何かあると内省するためにノートを活用しているということである。自分を客観的に見ることと、自分の周りの世界を一時の感情で判断しないことを学んだ。
この本は、8章からなり、それぞれの章ごとのテーマについて考えるための本が2冊ずつ紹介されている。早速私は、綿矢りさの『ひらいて』を購入し、読むことにした。
第1章 怒らない 第2章 びびらない 第3章 飾らない
第4章 侮らない 第5章 断らない 第6章 お金に振り回されない
第7章 あきらめない 第8章 先送りしない