もらうと本が読みたくなる図書カードのコピーですが、私はもらうと本が買いたくなります。
さて、このしおりの図柄ですが、新聞の広告や、書店で貼られているポスターと似ていますが、よく見ると本の傾きだったり宇宙船との距離などが微妙に違います。機会があったら見てくださいね。なお、ポスターは、壁紙としてダウンロードできます。
前回のしおりとの違いは、表の図柄に会社名が入ったところでしょうか。「日本図書普及株式会社」と書いてあります。過去の図書カードも見ることができます。
先日、とあるパーティー会場でアラフォーの女性二人が、ソチ・オリンピック 男子フィギアスケートで金メダルを獲得した羽生結弦選手のことを話していた。まず、羽生選手のことを羽生君と親しげに呼び、次に衣装にくっついている石のデザインについて大いに語り、最後に海外でも人気に火がついているのよとの真偽のはっきりしない噂話をして盛り上がっていた。
アイドル並みの人気である。傲慢さがなく、謙虚。背負うものは、日本ばかりでなく、被災地の思いも合わせてのことだから、実力が伴えば、国民栄誉賞でもおかしくないと思っているのは私だけではあるまい。
さて、羽生選手のあこがれは、実は、ロシア代表のエフゲニー・プルシェンコ選手だったという。何の因縁か、このオリンピックでプルシェンコ選手は、引退を表明した。もしかしたら、羽生選手のコーチになるのではという話も出ているらしい。(情報はこちら-羽生選手の写真も見られるかも)
羽生結弦 カレンダー 2014年
プレミアがしだいについているようです。
本屋独自でしおりをつくっているのは、ある程度の大型書店が多い。
二匹のシカが描かれているが、背景に草むらと木々が見えるのみで、いたってシンプルである。裏には、なにも描かれていない。
これまで掲載されたしおりは、ホームの「しおりのアルバム」から見ることができるので、そちらをどうぞ。
私の蔵書に三輪裕範氏の『人間力を高める読書案内』がある。その冒頭で紹介されているのが、幸田露伴の『努力論』である。
三輪氏は、『人間力を高める読書案内』の中で、こう述べている。
露伴は大変な博覧強記に加え、漢学の素養も極めて深いこともあり、ここで紹介した岩波文庫版の『努力論』の文章には、現在では使われないような難解な言葉が数多く出てきます。そのため、現代の文章を読むようにはすらすら読めないかもしれません。
そう言われると、読んでみたくなるのが、私の性分だが、地元の本屋ではすぐ見つかるものでもない。そのときは読んでみたい本の候補ではあったものの、時の経過のため、忘れかけていたというのが正直なところだ。しかし、先日、“努力論”という文字がある書店で目に飛び込んできた。本の題名をよくみると、努力論の前に超訳の文字が添えてある。要するに超訳ニーチェの言葉で話題となり、その後様々な超訳本が多数出版されていたが、この本もその中の1つなのである。しかも、編訳をしているのは、なんと三輪氏ではないか。現代文のようには読めない多くの人向けに、エッセンスを提供してくれたのである。
努力論の中で、露伴が述べている幸福3説は、惜福、分福、植福である。植福は3福の中で露伴が最も良い福としている。この植福は、簡単に言うと、新たな知識でも、発明でも、商品でもなんでもいいから世の中のためになるような「福の創造」を行い、それを丹精こめて世話をしたり改良したりすることによって、「福の増殖」を行うということらしい。
そう考えると、三輪氏の超訳は、この植福なのかもしれない。
新装版 おばあちゃんの知恵袋 家事のコツと基本700 (別冊宝島1626 ホーム)
しおりの裏には、いつものように4コマ漫画。おばあちゃんの知恵をちゃっぴり披露している。
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