脳がすぐ怠けようとするは、脳の基本的な性質らしいが

「人間は社会的な動物である」とアリストテレスが述べたように、人間は、一人では生きていけませんし、誰かに支えられているとともに、社会に貢献する何らかの役割をもっているものです。現代の多くの人間は、学校や会社、家庭、町内会や趣味のサークルなどなど、いくつかの組織集団に重複して所属しているのが普通です。

近頃、集団に馴染めず、他と交わろうとしようとしない者が「引きこもり」となり、社会復帰にかなりのエネルギーを要した話や、会社一筋できた優秀な人が退職すると間もなくぼけてしまったという話もよく聞きます。なぜ、所属していた集団から離れると、集団に戻れなくなったり、ぼけたりするのか。築山節氏は著書『脳が冴える15の習慣』の中で次のように述べています。

  人間はどこかで、会社なり学校なり、自分以外の誰かに動かされている環境を持っていなければなりません。何も強制されていない環境に置かれると、人間はいつの間にか、脳のより原始的な機能である感情系の要求に従って動くようになってしまいます。その結果、生活リズムを失い、面倒なことを避けるようになり、感情系の快ばかり求める生活になる。・・・

例えば、子どもは、宿題はいやだなあ、頭を使いたくないなあ、好きなことだけしていたいなあなんて思いがちです。でも、心地よさを求めて、本当に好きなことだけしか(させない)しないのは、危険だということが分かります。深く考えることをしないため、脳の機能が低下して、はたらかない脳を育ててしまうのかもしれません。

自分の怠け心に勝つ耐性を育てていきたいです。

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