しおり 図書カードのサイトへ遊びに来ませんか

toshocard001 EPSON scanner image最寄りの本屋のカウンターで、店員に一言かけて、もらったしおりである。たぶんであるが、ワンちゃんが表で、裏が図書カードの広告なのだろう。(まあ、どうでもよいことであるが・・・)

本を購入しても、このしおりもらいますよと言わないと、いつもでも残ったままのしおりのようである。書店にとって、積極的には配布もしないこのしおりを置いておくメリットは何であろうと考えても???はてな???である。

せめて、しおりをいただいた御礼に、「遊びに来ないか」と誘っている、このサイトにリンクを張り、みなさんをサイトにご招待したいと考える。

 

 

 

映画、「小さいお家」を観て

小さいおうち

山形の片田舎から、東京の平井家に女中として働くようになったタキが、人生の終わりを迎える直前、おばあちゃんと慕う親戚筋の大学生に励まされながら、自身の平凡な自叙伝を書く。平凡といっても、その中には、平井家の子供の病気や、妻、主人の会社の若者に惹かれて事件になりそうになるなどという出来事も出てくる。

人生を終えようとする今、タキのもとには、1通の手紙がある。それは、平井一家を守ろうとしたタキの行為から、それまで捨てきれないで残されたものだ。しかし、それは、世話になった平井家の妻に対する小さな背信である。後悔として、ずっと抱えてきた苦い思い出であるのだ。

人間を描くときに、ただひとりの名もない人物をクローズアップし、その人間が歩むさざ波のようなことを、淡々と語っていく方法がある。さざ波といえども、よく見るとやや大きな波であったり、小さな波であったりする。山田洋次監督の描くシーンには、誰もがその微妙な波を感知し共感できるがゆえに、深く考えさせる場面づくりがある。

タキの物語とともに、あの手紙の存在があることで、人間としての生き方とは何か、一人一人に訴えかける映画になっている。

宝島社のしおり 3 お料理は楽しいの

EPSON scanner image EPSON scanner image今回で宝島社のしおり 第3弾です。

このしおりの宣伝は『こうちゃんの簡単料理レシピ6 』のようです。

しおりを見ていると、いろいろな情報があり、愉しいですね。例えば、この鳥のキャラクターは、ぶんこちょという名前ではないかと推察できます。

ネットで、ググってみると、宝島社の文庫キャンペーンキャラクターの名前であることが判明します。さらに文庫の帯や、本屋さんに登場するぶんこちょを紹介するサイトもあり、驚くばかりです。

蔵書の登録0101~0150 あと9850冊

0101 現代人の悩みをすっきり解消する哲学図鑑: 恋愛やビジネスから人生観まで役立つ
0102 “司法試験流” 勉強のセオリー (NHK出版新書 375)
0103 ドキュメントの時代 FUJI XEROX
0104 ゲノムを極める (KS医学・薬学専門書)
0105 チンパンジーから見た世界 (認知科学選書)
0106 頭がよくなる逆説の思考術
0107 EYESCREAM (アイスクリーム) 2014年 02月号 [雑誌]
0108 ビジネスに効く400冊! 必読本 大全 (日経BPムック)
0109 反哲学史 (Kodansha Philosophia)
0110 ニッポン天才伝 知られざる発明・発見の父たち (朝日選書 829)
0111 センセイの書斎—イラストルポ「本」のある仕事場 (河出文庫)
0112 河童が覗いた「仕事場」 (文春文庫)
0113 ネクスト・ソサエティ ― 歴史が見たことのない未来がはじまる
0114 ホーキング、未来を語る
0115 精神医学入門
0116 書斎―創造空間の設計 (講談社現代新書)
0117 できる人の書斎術(新潮新書)
0118 書斎がいらないマジック整理術 (講談社プラスアルファ新書)
0119 マリー・アントワネット〈上〉 (岩波文庫)
0120 本の読み方
0121 ミニ書斎をつくろう (メディアファクトリー新書)
0122 蔵書票の美 (小学館ライブラリー (116))
0123 アートとデザインの構成学―現代造形の科学
0124 ドイツ色と光―NIKON D1デジタルカメラの世界 山田久美夫写真集
0125 半導体素子 – 標準電気工学講座 (20)
0126 書物の近代―メディアの文学史 (ちくま学芸文庫)
0127 ぼくは本屋のおやじさん (就職しないで生きるには 1)
0128 古本通 市場・探索・蔵書の魅力 (平凡社新書)
0129 ぼくはオンライン古本屋のおやじさん (ちくま文庫)
0130 古本屋おやじ―観た、読んだ、書いた (ちくま文庫)
0131 古書狩り (ちくま文庫)
0132古本病のかかり方 (ちくま文庫)
0133 本屋通いのビタミン剤 (ちくま文庫)
0134 書店風雲録 (ちくま文庫)
0135 名物「本屋さん」をゆく (宝島SUGOI文庫)
0136人間通になる読書術・実践編 (PHP新書)
0137 書店の近代―本が輝いていた時代 (平凡社新書)
0138 江戸の本屋さん―近世文化史の側面 (平凡社ライブラリー)
0139 人生で大切なことは、すべて「書店」で買える。
0140 本屋でぼくの本を見た―作家デビュー物語
0141 1秒整理術!
0142 超訳 努力論
0143 読書進化論‾人はウェブで変わるのか。本はウェブに負けたのか‾ (小学館101新書)
0144 元気の出る読書術 (王様文庫)
0145 不良のための読書術 (ちくま文庫)
0146 自分をとり戻すための読書術―本と対話する生き方 (講談社プラスアルファ新書)
0147 バカのための読書術 (ちくま新書)
0148 つながる読書術 (講談社現代新書)
0149読書力 (岩波新書)
0150 読書術 (講談社現代新書 (665))

岩波文庫しおり フランス文学案内

siori-iwanami002シュテファン・ツヴァイクの『マリー・アントワネット』(1982年12月20日発行第4刷)に挟まれていたしおりである。

ツヴァイクは、マリー・アントワネットは、単なる平凡な女であったとする。貴族側から見たすばらしい王妃であるという評価と、革命を起こした側の評価とが真逆である状況において、中立を保とうとし、時代のうねりに翻弄される一王妃の姿を描いた。本の表紙には、こうある。

どこと言って非凡なところなどない人間に、歴史は大きな役割をふりあてることがある。虚名のみ高く、毀誉褒貶半ばするマリー・アントワネット。ツワイク (1881‐1942)はその生涯を、あるいは王家の寝所の秘事に、あるいは国民議会の緊迫した局面にと巧みな筆運びで追い、ひとりの平凡人に凝集する壮 大な歴史のドラマを展開する。

岩波文庫別冊 フランス文学案内 渡部和夫・鈴木力衛 著である。