『センセイの書斎』 内澤旬子

先日蔵書登録したビジネスに効く400冊! 必読本 大全 (日経BPムック)の購入動機は、本の後半部分にある〔本棚の本 あの人の本棚をのぞいてみよう〕 のページである。ここには、18冊の本が紹介されている。そのうち、自分が蔵書として持っているが、3冊ある。その中から今日は、センセイの書斎—イラストルポ「本」のある仕事場 (河出文庫)を紹介する。
著 者の内澤氏が、31か所(書店や仕事場、図書館なども含むため、先生といいながら31人とは書けない)をめぐり、その様子を表したものであり、訪問者であ る。書誌学者の林望氏からスタートするが、林氏の書斎は、新築されて、また違ったものになっている。
林氏の家は → [こちら] からみることができる。

 なお、この本は、松岡正剛氏の千夜千冊でも紹介されており、一部中身も見ることができる。掲載場所
林望: 古典籍からアンアンまで、リンボウ先生のふみくら
荻野アンナ: 豚と駄洒落が飛ぶラブリーな本棚
静嘉堂文庫: 九百歳の姫君、宋刊本が眠る森
南伸坊: シンボーズ・オフィス、本棚はドコ?
辛淑玉: 執筆工場に散らばる本の欠片
森まゆみ: 書斎とお勝手のミニ書斎
小嵐九八郎: 作家が放浪するとき、本は・・・
柳瀬尚樹: 辞書と猫に囲まれて
養老孟司: 標本と図鑑にあふれた書斎
逢坂剛: 古書店直結、神保町オフィス
米原万里: ファイルと箱の情報整理術
深町眞理子: 翻訳者の本棚・愛読者の本棚
津野海太郎: 好奇心のために、考えるために
石井桃子: プーさんがどこかで見てる書斎
佐高信: 出撃基地は紙片のカオス
金田一春彦: コトバのメロディを聞き書きするひと
八ヶ岳大泉図書館: ある蔵書の幸せな行方
小沢信男: 本棚に並ぶ先輩たちに見守られて
千野栄一: 映画ビデオに囲まれた書斎
西江雅之: 本のコトバを聞き取って
清水徹: 至高の書物を求めて
石山修武: 居場所へのこだわりを解放する
熊倉功夫: 茶室のような書斎を持つひと
上野千鶴子: 三段重ねなのに、100%稼動中の本棚
粉川哲夫: 移動、解体、組み立てをくり返す書斎
小林康夫: 「雑に置くこと」の美学
書肆アクセス: ゆったりなのにワクワクさせる棚の妙 2007年に閉店 書肆アクセスという本屋があった―神保町すずらん通り1976‐2007
月の輪書林: 調べ、集め、並べては手放す古書目録の書棚
杉浦康平: 書斎を流動する本たち
曾根博義: 重ねず積まず、五万冊すべてが見える書棚

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