筒井氏の本棚


筒井氏の本棚の写真が、ダイヤモンド社の『本棚が見たい!』に載っていたので、それをもとにちょっと!
木製の備え付けの本棚のようである。自分の著作は、大きく上下に分かれた上の段に置いてある。最上段には、文庫が、その下には筒井康隆全集が鎮座している。その下に見える蔵書を挙げてみよう。

※内容について詳細分かりかねますので、興味のある方はamazonなどで確認してください。

『フランス文壇史』 渡辺 一民
『小説のために』
『秘儀としての文学―テクストの現象学へ』 笠井 潔
『求道者と認識者』 伊藤整
『表現する者』 大江健三郎
『終焉の終り―1991文学的考察』 笠井 潔
『外部の思考・思考の外部 笠井 潔
『テクストの読み方と教え方』  折島 正司、ロバート・スコールズ
『クラリッサの凌辱』 テリー イーグルトン、大橋 洋一
『マルクス主義と文芸批評 テリー イーグルトン 鈴木 聡
『テリー・イーグルトンのブロンテ三姉妹』 テリー イーグルトン 大橋 洋一
『ヴィクトリア朝の文学と絵画』
『言語学と小説 』豊田 昌倫
『フロベールの鸚鵡 』ジュリアン バーンズ、 斎藤 昌三
『ねえやが消えて―演劇的家庭論』 奥野 健男
『ジェイムス・ジョイスと言語革命』
『文学は死滅するのか』奥庭健男
『間の構造』奥庭健男
『語源散策』岩淵 悦太郎
『文体顕美鏡』篠沢 秀夫
『新しい小説のために』ロブ・グリエ
『二十世紀小説論』福永 武彦
『批評の機能―ポストモダンの地平』大橋 洋一、テリーイーグルトン
『書物の夢夢の書物』清水 徹
『最後のフーコー』 ミシェル フーコー、J. バーナウアー、D. ラズミュッセン、 山本 学
『着想の技術』筒井 康隆
『英仏普遍言語計画―デカルト、ライプニッツにはじまる 』ジェイムズ ノウルソン、浜口 稔
『ポスト・モダンの条件―知・社会・言語ゲーム』ジャン=フランソワ・リオタール 小林 康夫
『他者のユマニスム』エマニュエル レヴィナス 小林 康夫
『ユーケルの書』 エドモン ジャベス 鈴木 創士
『内部の人間』秋山 駿
『S/Z―バルザック『サラジーヌ』の構造分析』 ロラン・バルト 沢崎 浩平
『ミモロジック』
『フィギュール』
『意味について』
『批評の政治学』
『詩の記号学のために』
『源氏物語のディスクール』
『小説と反復』
『テクストの表象』
『positive』
『語る身体のスキャンダル』
『文学とは何か』
『文学2 想像と創造力』
『生存の限界』
『砂漠の歳月』
『本能』
『ニホンザルの生態』
『動物の第六感』
『生物から見た世界』
『無名のものたちの世界』
『絶滅の生態学』
『アマゾン動物記』
『クモの話』
『ピグミー・チンパンジー』
『エコロジー入門』

森村誠一 60歳で小説家になる。 

森村誠一 確かに『abさんご』で芥川賞をもらった方がいたが、人生経験豊富といって、そんなに小説が簡単にかけるものかと疑いの気持ちがあります。文章が苦手な私だけなのでしょうか。

しかしながら、この本の前半部分では、小説を書くことは、今からでも決して遅くないよと励ましをいただいています。例えば、

未来を見ている限り、今の時点の自分がいちばん若いのである。

過去は変えられないが、未来は変えられる。未来志向でいこうと伝えているのだろうと思います。過去の人生を懐かしむのではなくあくまでもこれからの人生の肥やしにする。納得のいく生き方をしていこうと思います。